そもそも公務員から私立大学職員に転職できるの?
できます。むしろ、公務員からの転職者は多いです。だから、今、公務員で何にもスキルを持っていないから私立大学職員に転職できないかもと、二の足を踏んでいるそこのあなた、今すぐ行動に移しましょう!
いやいや、そんなことはわかってると、あなたには私の何がわかるんだと、そう感じる人もいることでしょう。実際、自分もスキルがなくて悩んでた一人でした。では、どうやって、大学職員の選考を突破していったのか、それを書いていきますね。参考にしてくれたら嬉しいです。
まず必要なのは「己を知ること」
”彼を知り己を知れば百戦殆(あや)うからず”
この言葉は、孫子の兵法の一節です。要するに、自分と相手を深く知っていれば、何回戦っても危ないことはないということです。
孫子の兵法とは今から約2500年前に書かれたとされる中国最古の兵法書であり、今でも通ずる言葉がたくさん残されています。
なぜこの言葉が大事なのか。まず自分を知ることが転職活動におけるスタート地点だからです。いわゆる自己分析ですね。学生時代に自己分析をたくさんしてきた人、そんなことはせずポテンシャルで乗り切った人と様々いると思います。特に何もスキルがないと思っている人は、自己分析をしないと始まりません。資格なんかないし、、、と悩んでる方、そういうことではありません。
あなたはこれまで何を考え、取り組んできましたか?
あなたの強みはなんですか?
あなたの弱みはなんですか?
この質問にあなたはすぐに答えられますか?
なかなか難しいことだと思います。日々、忙しくてそんなこと考える暇はなかったと思います。
自己分析のやり方はたくさんネット上にありますので参考にしてみてください。自分がこれまでどのように考えて行動してきたか、見つめ直してみましょう。必ず、クリアとなった自分が浮かび上がってくると思います。
明確なスキルがなくても転職は可能、私の大学でもポテンシャル採用は多い
これは私の勤務する大学に基づいた個人的な感覚での話ですが、30歳前半まではポテンシャル採用なのかな、30歳を超えると専門性を見て採用されているというなという感覚があります。専門性とはその人がそれまでの経験で培ってきた誰でもができないものです。教育業界、研究業界で育んできた専門性は私立大学職員の転職における専門性としてイメージしやすいものですね。
じゃあ、私みたいに何もないこれといった専門性がない人は、どうしたらいいのでしょうか?それは採用側に、将来この大学で活躍していける人材だなと思わせればよいのです。
大学職員採用突破するために使った私の考え方の型
ざっくり、どのような考え方で大学職員転職を成功させたかあくまでも私の考え方の一例をお伝えします。
それは、
- 自分の強みを示す
これまでの具体的な経験をもとに、自分の強みを説明する。 - 大学の特徴・スタンスを理解する
その大学が大切にしている教育方針や取り組みを踏まえる。 - 強みと大学をつなげる
「大学がこういうスタンスだから、自分の強みをこう活かせる」と結びつけて語る。 - 大学業界の知識を織り交ぜる
大学業界の動向やキーワードを少し入れることで、理解度と説得力を高める。
まとめると
「自分の強み」+「大学のスタンス」+「大学業界の知識」
この3つを組み合わせて、“だから私はこの大学で力を発揮できる” という形で伝えるのがポイントです。
この考え方の型を自分に当てはめてみると、もしかしたら上手くいくかもしれませんのでぜひ参考に!私の公務員から大学職員への転職のきっかけはこちら
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